夏の歌舞伎

歌舞伎。
毎年恒例「関西・歌舞伎を愛する会」協賛の歌舞伎公演。
菊五郎、藤十郎をはじめとして、菊之介、松緑などの若手、
松嶋屋さんは家族総出というかなり豪華な俳優陣。

午前の部の演目は、
「春調娘七草」「木村長門守」「伽羅先代萩」

「春調娘七草」は季節的には正月なんだけど、
艶やかで美しく華々しいので、最初の演目としては適しているかも。
まあ、菊之助の美しいこと。
美しく、上品で、色気があって、ホント、よろしいなあ。

「木村長門守(きむらながとのかみ)」。
二十歳の若武者を我當さんが演じる。
ちょっとお疲れのように感じたけど・・・
進之介さんは少しずつだけど、良くなっていってますねえ。
ちょっと驚いたのは尾上松也くん。
立派に成長なさって・・・と。
お父さまよりかなりイケメンで、声はお父さま譲りの良いお声。
謙虚さを忘れなければ、これからが楽しみな俳優さんですね。

「伽羅先代萩」は休憩をはさんで2時間半の長丁場。
お昼の後だし、「こりゃ寝るな」と思っていたけど、なかなかどうして。
やはり俳優人が豪華だと見入っちゃいますね。
御殿の場、藤十郎の政岡・・・ものすごい迫力と情感。(化粧が崩れるくらいホントに涙を流していた。)
これが、仁左衛門の八汐、秀太郎の栄御前などとの共演により、ものすごい舞台になっていた。
大物が藤十郎ひとりだけだとすると、迫力や情感が浮いてしまって、
観てるほうはしんどくなっちゃうんだけどね。

歌舞伎を見るのは一日仕事なところがあって、気力と体力が必要。
どうせ観るなら、良い俳優陣で観るべきだなあという思いを強めた一日でした。

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